「人格改造マニュアル」の要点まとめ!楽に生きるための処方箋

かつて「完全自殺マニュアル」という本がベストセラーになったと同時に、ものすごいバッシングを受けたことがありました。

自殺についての是非はここでは問いませんが、私としてはいい本だったと思っています。

同じ作者さんが書いた「人格改造マニュアル」という本があります。これは「完全自殺マニュアル」よりも先に企画があったけれど、諸々の事情で出版が遅れ、完全自殺マニュアルのあとに出版されることになりました。

私としては「完全自殺マニュアル」よりも「人格改造マニュアル」の方が好きです。というのも、やっぱり自殺は抵抗あるからです。いくら自殺がすべての悩みを解決するパーフェクトなやり方であろうとも、何百万・何千万とお金をかけてくれて、時間もたっぷりかけて育ててくれた親に対して申し訳ないんです。罪悪感があるんですよ。

なので自殺は本当に最後の方法として残しておきたい。死んでしまう前にできることをかたっぱしから試してみて、それでもダメだったら死んじゃえばいい。そう思っています。

「人格改造マニュアル」はなんとか死なずに人生を生きていこうよという前向きなメッセージが感じられるからとても好きな本です。何回も読み直しています。・・・まあ世の中からは有害図書扱いされてますけど。

私も含めて、あまり穏当ではない手段を使わないとまともに生きられない人もいます。そういう人たちが生きるための一助になればいいなと思い、記事をまとめます。

 誰かがガラリと「人が変わる」のを目のあたりにすると、たいていの人は気味悪く思う。心のどこかで、「人格というのは本来一貫したものであるはずだ」と思っているせいだ。そんなところから、「自分は一生こうなんだ」という重苦しさが生まれる。

大切なのは変わるのを恐れることではない。変わるのに慣れることだ。だrでも脳をちょっといじれば、簡単に変われる。そしてその技術を身につけさえすれば、対人関係の場だけでなく、自分の仕事や生活にも様々な形の別人として取り組むことができる。重い足枷はまたひとつ外れる。






クスリ

違法な薬物・カフェイン・抗うつ剤・アルコールに触れています。

違法な薬物(覚せい剤など)については敢えて省きます。判断能力が育ち切っていない子どもでも見れてしまうサイトに違法な薬物について触れて、子どもが実際にやって人生が壊れたとしたら、私は責任取れないですし。

前置きは以上です。ではクスリについて順番に見ていきましょう。

・カフェイン

コーヒーの代名詞みたいになっているカフェイン。実はコーヒーよりもお茶の方が多くカフェインが含まれています。身近な存在すぎて大した効き目はないと思われがちですがそれは量が少ないから。

通常、コーヒーでは50mg~100mg、お茶には50mg~100mg、紅茶には80~90mg含まれています。はっきりとカフェインによる覚醒を感じ始めるのは400mgを越えてからです。

この量を越えてからは眠気が飛び、集中力が高まり、知覚が鋭敏になります。さらに疲労感が消えるなどの効果があります。

カフェインが他の薬物と比べて優れている点は、耐性も依存症もないということ。気分が落ち込んだときにカフェイン錠を飲む生活を毎日していても中毒にはなりません。

・抗うつ剤(抗不安薬なども含む)

手に入れるためには精神科や心療内科に行かなくてはならないのでハードルは多少高いです。しかしその効果は折り紙つき。うつがひどすぎて寝たきりになっていた私でもそれなりに活動的になれます。

精神科に行くこと=自分は頭がおかしいと認めてしまうことだと考えてしまっている人は割と多いです。しかし精神科は2~3時間待ちが当たり前の状態です。精神科通いをしている人は世の中にたくさんますので、先入観は捨てた方がいいでしょう。

一番の問題点は即効性がないということでしょう。初めて飲む人は1~2週間ほどかけて効き始めるため、最初の数日だけ飲んで「効かない」と判断してしまうこともあります。

抗うつ剤は日々進化していますので1996年に書かれた「人格改造マニュアル」ではさすがに古い記述が見受けられます。三環系抗うつ薬を主に紹介しているのですが、今では他の薬もたくさんありますしね。

・アルコール

本で紹介している飲み方は「少しずつ常に飲む」。そうすることによって常にアルコールが効いている状態にします。アルコールで明るくなる人は常に明るくいられ、周りからは性格が陽気になったと思われるでしょう。

飲んでから30分~1時間程度で血中濃度が最大になり、それから徐々に下がり始め、2時間半ほど経つと次のアルコールを足すことになります。

効き目が短いですが、たくさん飲むと中毒の危険性があるし耐性や依存症も発生しやすいです。この本で推奨している飲み方は一日4回、20mgを飲むこと。基本的には時と場所に応じて臨機応変に使い分けるのがいいでしょう。

 

洗脳

洗脳と聞くとオウム真理教を想像する人が多いでしょう。また、洗脳されるのはごく一部であるというイメージが浸透しています。しかし、実際は誰でもかかります。多少コツがいるので簡単ではないですが。

まず、催眠術(洗脳)をかけてもらう相手を信頼すること。そして「本当に効くの?」といった疑いや恐れを抱かないこと。

眠るときの手足が重たくてリラックスしている状態が一番催眠術にかかりやすい時です。起きて座っているときにそういう状態を作るのは難しいでしょうから、寝ているときに催眠音声を聞くのが安上がりですしオススメです。

ネットを探せば催眠音声がたくさんあります。それらの中から気に入ったものを探し出し、何度も繰り返し聞くことで洗脳が強くなります。

 

サイコセラピー

本で紹介しているのは認知療法、生活スケジュール方、森田療法の3つです、

基本的にサイコセラピー(心理療法)は発想の転換を促すものが多いです。本にはこう書かれています。

世界を変えるのはたやすい。

どうということはない。クスリや洗脳を使わなくても、発想の転換ひとつで世界はガラリと変わってしまう。本当は世界が変わったわけではなく、自分が変わっただけなのだが、そのくらいで満足しておこう。今我々がいる世界は、どうあがいたって変わらないようにできているらしいから。

世界ではなく、世界を見る自分を変えようという発想です。上に上げた3つのサイコセラピーについては検索した方が早いでしょうね。サイコセラピーも日々進化していますし、下手に古い記述をすると混乱を生んでしまいますから。

 

終わりに

1996年の本ですからさすがに古い記述が見受けられます。しかし、一部の人が感じている世の中はとっても生きづらくて苦しいものという認識は今も変わっていません。この本の基本コンセプトは今も共感されるものでしょう。

生きていかざるを得ないのであれば、あらゆる手段を用いて、楽に生きるための方法を模索すべきだと思います。苦しい人生なんて誰も望んではいません。私ももっと楽に生きられたらと心から思います。