ニートの末路はどうなる? 現役ニートから見たニートの将来

親に頼って生活していることが多いニート。しかし親がいつまでも生きているわけではないし、ニート自身もそのことはわかっています。

親が死んだら子どもは一体どうなるか?普通に考えて明るい未来は待っていません。とはいえ、日本の未来がお先真っ暗なので働いていても明るい未来が待っているとは言い難い状況です。

働いていても将来が不安なら、働いていない場合は考えたくもないところです。しかし、人間は生きていれば年を取るものなので、必ず「将来」がやってきます。どんな人であってもその事実からは逃れることはできません。

なお、ニートの定義上の話をしますと、高齢ニートは存在しません。なぜならば、ニートの定義は以下のようになっているからです。

15歳から34歳までで学校にも行っておらず就職もしていない。しかも職業訓練も受けていない者。

つまり、35歳を超えたらニートはニートではなくなります。無職というカテゴリに入れられますので、高齢ニートというものは存在しないのです。

この記事では高齢ニート、つまり高齢無職について扱います。こういう記事を書くのは現役ニートとしては胃が痛いんですが、自戒もこめてます。





働くという選択肢は存在しない?

ニートとは少し違うのですが、ひきこもりの社会学という本にこのような記述がありました、

 ひきこもりに「親が死んだらどうする」と質問すると「なんとか働く」と答える人はごくわずかです。

この部分だけを見るとひきこもりやニートは命がかかっていても働きたくないという、生粋のなまけものというイメージになります。しかし、それはちょっと違います。

ニートは働きたいと思っている人が大半で、「一生遊んで暮らしたい」と考えている人はごくわずかです。少なくとも私は働けるのであれば働きたいと思っています。

しかし、うつ病や発達障害、パーソナリティ障害、対人恐怖症などの理由により「働きたいけど働けない」という人がほとんどなのです。

つまり、ニートは現時点でも働きたいと思っているのです。このまま年を取って親が死んだ場合、加齢により肉体が衰えるため、今よりも働くのが難しくなります。

若いうちですら働けないのに中年以上の年齢になったら働けるはずがない、とニートたちは結論を出しているのです。

その結果が、「なんとか働くという選択肢が存在しない」という状況なのです。

 

餓死かホームレスか自殺が順当

人間は、食べ物を食べなくては生きていけません。それはどんな人でも同じです。

親が死んで収入(というか小遣い)がなくなった場合、お金で食べ物を買うことができなくなり、餓死するしかなくなります。

一応、ゴミを漁って食べ物を手に入れることはできます。ホームレスの人たちは、夜中3時とかの食べ物が廃棄処分される時間帯を狙ってゴミをゲットします。スーパーや飲食店で働いた経験がある人はわかると思うのですが、かなりの食べ物を廃棄するんです。もったいなさすぎと思うくらい。

なので、ゴミあさりさえすれば餓死することはなくなるのですが、そこまでして生きたいかというと、ノーと答えるニートが案外多いのではないでしょうか。

時々、お金がなくて餓死したといったニュースが流れます。「おにぎりが食べたい」とメッセージを残して死んだ事件は覚えている人が多いのではないでしょうか。

餓死した人たちもゴミあさりをすればなんとか死なずに済むことはわかっていたはずです。しかし、あえてそうしなかった。人間は、時として命よりもプライドを大事にするものなのです。

そもそも、「生きていて苦しい」と考えているニートが多いので、生きることにあまり固執していません。ホームレスになるくらいなら自殺するよという人は多いです。私も自殺か餓死する派ですし。

 

生活保護や障害年金を使えば生きられる

人間には最低限の生活を送る権利があると法律で決まっています。最近、ものすごく叩かれている生活保護もその権利を行使したものです。

生活保護をなくせという声もありますが、法律で決まっている以上はそうそうはなくならないでしょう。ベーシックインカムが導入された場合はそれが生活保護の代わりになるので生活保護はなくなりますけど。

生活保護は家族が養う気がある場合は、受給できないです。なので、親に頼っているタイプのニートは親が死んでからでないと生活保護を受給することはできません。

障害年金は国民年金を収めていないともらえません。本人が納めることは無理でしょうから、親が納めているかどうかがポイントとなります。

ニートのほとんどは何らかの病気や障害を持っているのでそのハードルさえクリアできればもらえるケースは多いです。

ですので、ニートの末路としては生活保護や障害年金をもらって暮らすという道が妥当でしょう。

私の場合は、生きていて散々嫌な思いをしたので、そこまでして生きたくないと思っていますが。

 

終わりに

日本はどんどん悪い方向に向かっています。労働時間はどんどん増えていくのに、給料は下がっていくばかり。企業は正規雇用を雇いたがらなくて、非正規雇用を雇う。

介護士の不足により、親の面倒は子が見なくてはいけないケースが増えている。介護士を雇おうにもお金がない。働くことなく親の年金などで暮らしている人をミッシングワーカーと呼ぶのですが、これもニートのようなものです。

ニートはこれからどんどん増えていくでしょう。政治家がうまくやってくれればいいのですが・・・まあ日本の政治家は質が低すぎるので絶望的でしょうね。

ただし、光明はあります。もっとネット文化が発達してネットビジネスへのハードルが下がればチャンスはあります。

人と会わなくていいし、自分のペースで働けるネットビジネスであればなんとかなるニートはかなりいるでしょう。私もその一人です。

ニートに限らず、みんなもうちょっとラクに生きられたらいいんですけどね。